皆さんは人脈という言葉にどのようなイメージを持っているでしょうか。
人脈という言葉は、「胡散臭い」「気持ち悪い」と言うイメージを持っている人も多いと思います。
なぜ人脈という言葉が気持ち悪いのでしょうか?
今回は人脈という言葉が気持ち悪いと感じる理由について紹介します。
また人脈を作った方が良い場合もあります。フリーランスや経営者の場合は、人脈が無いとビジネスが拡大しないこともあり、メリットについても紹介します。
人脈が気持ち悪いと感じる理由4選
なぜ人脈という言葉は、気持ち悪い胡散臭いと感じるのでしょうか?
理由としては以下の4つが考えられます。
人脈という言葉が気持ち悪い・胡散臭いと感じる理由
①人を資産としてみているから
②マルチ勧誘者がよく使う言葉だから
③意識だけ高く、行動が伴わない人がよく使う言葉だから
④人脈でマウントを取る人がいるから
上記が人脈が気持ち悪い理由です。
人を資産としてみているから
まず人脈という言葉において、気持ち悪いと考える理由に「人を資産として見ている」点が挙げられます。
人を資産として見るとは、 つまり、仲良くなった相手をお金として見ているということです。
お金を稼いだり、いい良い暮らしをするために人と会い、仲良くなるのです。
裏の顔があり、何かの目的を達成するために仲良くなろうとします。
ビジネスにおいては効率的にお金を稼げる可能性があるため、人脈を築いておいた方が良いと言われます。
なぜ人をお金として見る行為が気持ち悪いと感じるのでしょうか? 例えば最初からとても感じが良く、この人はいい人だなと考えていたとします。
しかしその人は自分のことを商品だと考えているのです。
もし自分は相手を好意的に考えていて、相手は自分のことをお金だと見ているのであれば、それは裏切られた感覚になるでしょう。
それが人脈と言う言葉が気持ち悪がられる理由だと思います。
マルチ勧誘者がよく使う言葉だから
皆さんは、マルチやネズミ講をご存知でしょうか?
主に商品の販売者を増やし、利益を得るような行為だと考えて良いのですが、マルチやネズミ講の勧誘者は人脈と言う言葉をよく使います。
後は仲間を増やすと言う言葉もよく使うのです。マルチの勧誘者は とにかく最初は愛想が良く優しいです。
しかし裏の顔があります。
自分たちの仲間に引き入れればお金をもらうことができるのです。
そのためにとにかく仲良くなろうとします。また相手の信頼を得ようとします。
マルチやネズミ講の勧誘については世の中に浸透してきており、胡散臭いと言われる人が多いです。
そういった胡散臭い人が使う言葉は、気持ち悪い言葉として認定される・意識付けされます。
だからこそ、人脈という言葉が気持ち悪いと感じるのです。
意識だけ高く、行動が伴わない人がよく使う言葉だから
人脈と言う言葉は自分が何者でもなく、何もスキルがない人がよく使う言葉です。
そういった人は他人の権威を借りようとします。
「俺はこんな人と仲が良い」「こんな社長と仲良しなんだ」
上記のように人脈があることが偉いと考えている人です
特に嫌悪感を感じ始めるのは大学生の頃でしょう。
大学には色々な人がいます。中でも大学生のうちからビジネスを始めている人、何者かになりたい人がいます。そういった人が人脈という言葉をよく使います。
もちろん、大学生でビジネスに成功している人はいます。立派な人も多いです。
ただ、それに憧れて人脈だけを強みにする人がいる。実際の行動が伴わない人もいる。
だからこそ、「あいつは知り合いが多いが、何もしていない」という見られ方をされ、胡散臭いと感じられてしまうのです。
人脈でマウントを取る人がいるから
意識が高いだけで、人脈行動が伴わない人にも共通しますが、人脈だけでマウントを取ろうとする人がいます。
人には自己承認欲求があります。
相手によく見られたい。自分は高い地位にいる。そう感じたい欲求です。
高校生までであれば成績が良かったり、部活で成功していたりすれば、自己承認欲求が満たされます。しかし、大学生以降は少し違います。
大学生はアルバイトを始める人が多く、社会人のスタートラインに立つような人が多いです。そうなると以前までの「優秀」のベクトルが変わってきます。
優秀な人=社会で成功している人になります。
社会で成功しているのは、一般的には社長や芸能人などです。そういった社会的イメージの権威を借りて、自分が他人よりも一歩先にいると考えてしまいたくなるのです。
ただどんなに知り合いがいても、それを友達に認知させないことには意味がありません。
そのために人脈マウントをとってしまうのです。
マウントを取られるという行為は良い気持ちはしないでしょう。
そこで気持ち悪さあったり、胡散臭さに変換されてしまうと考えられます。
ここまで、人脈が気持ち悪いと考えられる理由について、個人的な意見も踏まえながら紹介しました。
ただし、人脈が必要な人もいます。それは経営者やフリーランスのように独力で生きていく人です。
人脈は気持ち悪いし胡散臭い…でも作らなければならない場合もある
はっきりって私も人脈と言う言葉を気持ち悪く感じてしまいます。
しかし私はフリーランスとして独立後、先輩経営者さんとの人脈から多くの案件を獲得し、今では経営者になりました。
悔しいですが、結局、人脈に助けられているのです。
なぜ経営者やフリーランスに人脈が必要なのでしょうか?
それは実績がないとご飯を食べていけないし、毎日のように仕事を獲得できるわけでは無いからです。
だからこそ苦しい時に助けてもらえる存在をより多く作っておくこと。
そういった対策が必要になってきます。
人脈と言う言葉が気持ち悪いと思っておりますが、そんな綺麗事言っている場合じゃなくなってしまうのです。
ただ、経営者やフリーランスはある程度まっとうな職業であれば、人脈でマウントを取る事はしません。
自分の存在でマウントをとっていきたいはずです。
生きていくために人脈が必要で、気持ち悪がられても生きるために頑張る。
もし、経営者やフリーランスになったのであれば、人脈をはじめに作っておくべきだと思います。
まとめ
今回は人脈という言葉が気持ち悪いと感じる理由と、人脈という言葉が気持ち悪くとも、人によっては必要になるという内容で紹介しました。
基本的に人脈という言葉に嫌悪感がある人が多いのは事実です。
人脈マウントをしていたり、行動せずに浅い人脈を築くだけになっていないか?注意しておきましょう。
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