異業種交流会やビジネス交流会において、色々な開催形式があります。特に大きいのは、現地開催のオフライン開催か、PCなどから参加するオンライン開催かの違いでしょう。
交流会は定期的に参加する必要があることから、自分にあったものを選ぶ必要があるため、人によっても良い交流会の定義は違ってきます。
今回、最も大きな違いである「オンライン」と「オフライン」で、それぞれのメリット・デメリットを解説し、それぞれについて選び方を紹介していきます。
この記事をまとめると…
・オンラインは交通費がかからないし、費用も安いためおすすめ。
・ただし、オンラインの場合は関係構築に時間がかかることがある。
・オフラインは交通費や時間などで費用が高い傾向にある
・ただ、オンラインにはない環境下で、関係構築のスピードが早まることがある。
オンラインとオフライン交流会のメリット・デメリットを紹介
まずは、メリットとデメリットからお伝えします。異業種交流会やビジネス交流会について、オンラインとオフラインでどのような特徴があるでしょうか?
まずは、現地の会場で行われるオフライン交流会のメリットとデメリットから紹介します。
オフライン異業種交流会のメリットとデメリット
オフラインの異業種交流会のメリット
①同じ空間で顔がよく見えるため、関係構築がしやすい
②自由に歩き回れる交流会は、多くの名刺を集められる
③オンラインよりも本気度が高い人が多い
④企業がマーケティング目的で開催する、費用は安く交流会はケータリングも付く
まず、メリットとしては、同じ空間にいるからこそ関係構築ができる点でしょう。名刺を集めるだけになる可能性もありますが、オンラインよりもオフラインの方が関係を築きやすいと言われます。
また、体感になってしまいますが、オンラインよりも現地で行う場合の方が相手のことをよく観察でき、信頼できるかできないかを見極めやすい傾向にあります。
この他、ZOOM交流会と違って、名刺もしっかりと用意して参加するために本気度の高い人も参加する傾向にありますね。
④の企業がマーケティング目的で開催する交流会については、ケータリングが付くこともあります。
費用は安めにも関わらず豪華な料理が振る舞われるなど、資本力がある企業のセミナーや交流会はお得にご飯を食べることができるかもしれません。
交流会はコスパやタイパが大切なので、④のパターンは嬉しいですね。
オフライン交流会のデメリット
①営業が多い
②料金は高めで、交通費もかかる
③移動に時間もかかるためタイパが悪い
④当たり外れも大きい
⑤人混みが多く、雑音が大きい
オフライン交流会のデメリットとしては、企業から営業として派遣されて参加するパターンが多いということです。もちろん選び方にもよると思いますが、営業をかけられたりする可能性がありますので、その分効率も悪い場合があります。
個人的な感覚ですが、オフライン交流会はオンラインよりも末端の営業担当がかなり多いと思います。また、もし創業当初で交流会が開催される場所が遠い場合、会場に付くまでに時間がかかります。
東京に限った話かもしれませんが、交流会は駅から遠い場所で開催されることが多いです。これは、交流会の会場費を節約する目的があり、都心部で大きな会場を借りると費用がかなり大きくなることが影響しています。
また、当たり外れが多く、交流会によってはマルチ勧誘者が多い傾向にもありますので、注意したいですね。
オンライン異業種交流会のメリットとデメリット
オンラインの異業種交流会のメリット
①コスパとタイパに優れている
②移動による疲れも無く、交流会から業務への切り替えもスムーズ
③バーチャルアバター型の交流会は名前と職種が見え、会いたい人にすぐアタックできる
オンラインの異業種交流会の最大のメリットは、コスパとタイパに優れている点です。
基本的にオンライン交流会は1000円程度で参加することができますし、交通費もかかりません。
また、案件や仕事で忙しくなってくると、移動時間や交流会前後の時間もロスしてしまいます。無駄な時間が増えることは、ビジネスにおいて最も影響が出ることなので、注意したいです。
この他、オフライン交流会のデメリットでもある、「疲労」の部分にも違いがあります。オンライン交流会は電車での移動などが無く、参加による疲労がありません。
作業への影響も少ないため、創業当初だけでなく、開業後で案件が増えたときでもおすすめの交流会です。
ただ、ZOOM型の場合は、参加者と自由に話せないことが多く、逆に効率が悪い傾向にあります。
バーチャルアバター型だと、メモで参加している人の名前と職種を表示させられますので、オフラインの良さとオンラインの良さをかけあわせたようなスタイルで進められますので、効率が良いですね。
オンライン交流会のデメリット
①無料のものは代理店営業担当やマルチ勧誘者など質が低い傾向にある
②名刺も必要ないため、本気度が低い人も存在する
③PCが必要になる
④ZOOMの場合は運営が時間や参加者マッチングを行うため、自由に話せない
オンライン交流会のデメリットとしては、参加者の質が問題になります。
特に、無料のオンライン交流会は注意です。代理店営業や他社の営業代行の業者が無料と言いつつ色々な商材を紹介してきます。
また、BNIなど特定のビジネスコミュニティへのビジター参加を勧誘されることもあり、そういったものを断るのも手間です。
名刺が必要ない分、屋号なども存在しない謎の参加者の方もいますので、最低限費用が発生するものを選んだほうが効率が良い傾向にありそうです。
オンライン交流会とオフライン交流会で、どちらがおすすめ?状況にあった選び方を紹介!
それでは、続いては選び方の基準を抑えておきます。まず、選び方として最低限抑えておくことに加えて、オンラインとオフラインでどちらに参加すべきかを紹介しましょう。
はじめに、最低限の選ぶポイントを紹介します。
失敗しない交流会の選び方
①マルチ勧誘禁止、代理店営業や営業代行の行為を禁止している交流会を選ぶ
②費用が最低限発生する異業種交流会を選ぶ
上記は、他のコラムで何度も触れていますが、とても大切です。
勧誘禁止・代理店による営業代行の行為を禁止していることは最も重要です。また、ビジネスコミュニティへの勧誘も多いため注意したいですね。
その他、無料の交流会は質が低い傾向にあります。オフラインで無料の交流会は少ないですが、オンラインの場合は無料のものもありますので、気をつけましょう。
続いて、オンライン交流会・オフライン交流会の選び方について、それぞれ紹介します。
オフライン交流会を選んだほうが良い人
オフライン異業種交流会を選んだほうが良い人
・これまで対面で人と話す仕事をしてきた人
・現地に行ったほうがやりやすい、やる気になれる人
・相手の雰囲気を見てからビジネスパートナーを選びたい人
現地で行われるオフライン交流会を選ぶ場合は、相手と同じ空間で話すことに重きを置いている方がおすすめです。
例えば、これまで対面で話す仕事をしてきた場合、オフラインを選んだほうがスムーズに会話ができて良いでしょう。
また、現地に行った方がやる気が出るという人もいます。確かに、自宅やオフィスで交流する場合と、現地に行って交流する場合では、温度感が違います。
オンラインの方が冷静に話しやすく、オフラインは乗って話せるという人も多いのは事実です。雰囲気重視で、相手をよく観察して繋がりたい人にもおすすめでしょう。
オンライン交流会を選んだほうが良い人
オンライン異業種交流会を選んだほうが良い人
・創業当初で時間もお金もない人
・案件が多くなり、人材の確保が必要ない人
・普段、オンラインで仕事をしている人
続いて、オンライン異業種交流会を選んだほうが良い人についてお話します。これは明確で、時間やお金がない人におすすめです。
創業期や開業期は経費をなるべくかけないことが大切なので、交通費などに注意したいですね。交流会に行くと、その道中でカフェ代などの雑費がかかることもあります。
例えば、都心や都市部に住んでいる方は良いかもしれませんが、郊外に住んでいる人はオンライン交流会に参加したほうが良いでしょう。
この他、普段オンラインで仕事が完結している場合、現地のオフライン交流会に出ると疲労がかなり溜まります。もし、既に案件を抱えているのであれば、時間の効率や疲労の効率なども考慮して選びたいですね。
また、案件で忙しくなっている中で、人材を確保したいなどの場合も交流会が向いています。話をしっかりとできたり、別の案件を獲得した際に協業パートナーとしても活用できるのでおすすめです。
まとめ
今回は交流会について、オンラインとオフライン交流会でどちらがおすすめなのか?その選び方についてもまとめました。
オンラインでもオフラインでも自身の状況を考えつつ、自分に合う交流会を探したいですね。
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