交流会後に名刺交換のお礼メールは送るべき?嫌われない例文も紹介

交流会の名刺交換2 交流会

例えば、フリーランスとして独立したり、経営者として事業を始めた際、他の事業所とのつながりを作るきっかけになるのイベントがビジネス交流会になります。

交流会には様々な形式がありますが、最も多いのがビジネス交流会・異業種交流会でしょう。

ただ、名刺をたくさん交換しただけでは、案件につながりにくいと言う傾向にあります。

そこで交流会後のお礼メールを送るというものがあります。 もしメールアドレスでつながっていたのだとしたら、ビジネスメールを送付するという方法がありますが、SNSでつながっている場合は、メッセージなどを利用することになります。

今回は交流会後に名刺交換のお礼メールを送るべきか?という疑問にお答えします。また、送る場合の例文についても紹介していきます。

交流会後にお礼メールは送るべき?

交流会の名刺交換

まず、交流会後にお礼メールを送るべきか?にお答えします。

結論、基本的に送ったほうが丁寧なため、送付するべきでしょう。

例えば、交流会である程度顔見知りになったとしても、その後何の連絡もなければ、それ以上の関係性は構築することができません。

逆に、交流会後のお礼メールをきっかけとして、別の機会でお話しすることができるかもしれないのです。

つまり、遠慮して送らないよりも、送ったほうが良いということになります。

ただし、注意したいこともあります。

交流会後にとってはいけない行動

【交流会後に嫌われる行動】
①いきなり電話する
②メールでいきなり営業する
③返信を待たず、何度もプッシュする

上記の行動は、受ける側として気持ちの良いものではありません。別の機会があったときに、「あの時の行動は失礼だったな…」と嫌われてしまう原因にもなりかねないのです。

いきなり電話する

交流会で名刺交換を行った後、絶対にやってはいけない行動として、いきなり電話するというものがあります。

基本的に、交流会で顔見知りになった程度の関係値で、電話で商談を取り付けるような行動は嫌がる経営者が多いです。

フリーランス相手でも当然で、いきなり商談に進むようなケースは少ないと考えておきましょう。 以前、交流会に参加した後、すぐ営業電話が来て嫌な気持ちになりました。

名刺交換後は、ある程度メールのやり取りした後に需要があれば電話や商談を取り付けると言うような流れが最も失礼に当たらないと考えられます。

メールでいきなり商談に繋ごうとする

特に企業で働く営業担当者さんに多いのが、すぐにメールで商談の日程を送る行為です。

何度かやりとりしていれば良いのですが、いきなり日程を送りつける行動は基本的には避けましょう。

例えば、何度か同じ交流会で会ったなど関係が深まっていれば良いのですが、いきなりメールで商談を持ちかけても基本的には返ってこないのです。

また、悪質なのは「案件を紹介する」だったり、「誰か紹介したいのでを話そう」と誘い、結果的にセールスするという行為です。

本来の目的を隠した交渉を行う事は、 悪質であり、最悪の場合は法律に触れることにもなりますので、注意しましょう。

返信を待たずに何度もプッシュする

最後は返信を待たないで、何度もプッシュすると言う行為です。 返信が来ないと言うのは、メールを見ていない可能性ももちろんありますが、そもそも話したくないと言う人もいます。

例えば交流会で話した際、営業感を出してしまっていたりすると、経営者としては営業をかけられるかもしれないと言う忌避感を持ってしまいます。

基本メールでも電話でも返信がないからといって何度もメールするといった行為は避けるようにしましょう。

営業をかけられることに苦手意識を持つ人は多いです。経営者やフリーランスの人にかなり嫌われる行為なので、控えるようにしたいです。

交流会のお礼メールの例文を紹介

続いて、交流会後のお礼メールについて例文をいくつか紹介します。

基本、名刺交換のお礼メールは、ビジネスマナーをわきまえているものであれば、どんなものでも正解だと思います。

ただ、相手に覚えてもらいたいだったり、相手に交流会で話したことを思い出してもらうには、 少しだけ工夫が必要です。

それでは、例文を紹介していきましょう

例文株式会社
佐藤様

お世話になっております。
本日交流会でお話しさせていただきました、メール株式会社の高橋です。

本日はありがとうございました。
佐藤様の行っている〇〇と言う事業にとても興味を持ちました。私自身も似たような業種で事業を進めていますので、とても参考になりました。

また、プライベートではゴルフが好きとおっしゃっていましたが、私もゴルフが好きなので、もし何かの機会でご一緒できればと考えておりました。

人数合わせでも全く問題ございませんので、いつでもお気軽にご連絡ください。
もしまた何かの機会でお会いできますと、とても嬉しく思います。

本日はありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

株式会社メール
高橋

上記のお礼メールのポイントとしては、「相手のことをたくさん話す」ということです。

経営者でもフリーランスでも、事業に興味を持ってもらうことはとても嬉しいこと。

相手のことを覚えておいて、交流会中のエピソードまで付け加えれば、かなり良いメールになります。

この手法は、営業代行の事業を行っている弊社のクライアント様から教えていただいたものです。

いかにやりとりを覚えているか、具体的に相手の趣味や嗜好を押さえておくかが、交流会の中で関係を深めるポイントになります。

例えば、相手がお酒好きなのであれば、「◯◯さんはウイスキーがお好きだとおっしゃっていましたが、新宿でとても美味しいお酒が飲めるバーがありますので、もしご興味があれば行ってみてください!」というように、少し情報を付け加えるなどもおすすめです。

すぐでは無いかもしれませんが「じゃあ一緒に行こうよ!」ときっかけになる可能性もあります。もし、かなり関係値を築けていたのであれば、誘ってみても良いかもしれません。

まとめ-交流会での関係構築は相手の嬉しいことをできるか-

今回は、交流会後の名刺交換でのお礼メールについて、注意するポイントなどを紹介していきました。

基本的にすぐに営業をかけてくる相手には、嫌な気持ちになってしまう人が多いです。

その営業行為が後々の機会損失になり得る可能性を考慮しておくべきだと思います。

営業かけるのではなく、相手に嬉しい気持ちを持ってもらう。少し遠回りでも良いので、相手のことを覚えておき、うまくきっかけになる種を仕込んでおく。

そのような流れできっかけ関係構築をしていきたいですね。

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